【必須&オススメ】放射線診断医になったらやっておくべきこと7選【まとめ】

研修医向け

こんにちは!急性期病院で放射線診断医として働くどらじです。

今回の記事では

  • 放射線診断医になる予定の初期臨床研修医先生方
  • 今年放射線診断の後期研修医になった先生方


に向けてぜひやっておいた方が良いことをロードマップ形式でをまとめてみました。

どらじ
どらじ

※なお各放射線科プログラムへの参加後の話になります。プログラムの詳細については各医療機関の担当者に問い合わせましょう。

【必須①】日本医学放射線学会に入会しよう


放射線診断医として働くには放射線診断専門医の取得は必須です。

放射線診断専門医になるには

  • 後期研修医4年目で受験できる『放射線科専門医試験』
  • 後期研修医6年目で受験できる『放射線診断専門医試験』

に合格する必要があります。


試験の受験資格として日本医学放射線学会に一定年数以上入会しておく必要があるので
放射線科医として働き始める4月に入会しておくのが無難です。

なお会員に必要な費用は

  • 入会金 5000円
  • 年会費 15000円

です。必要経費なので仕方ありませんね。

【必須②】読影に必要な書籍を集めよう


いざ画像診断を始めると

『これは何の疾患なんだろう?』
『これは正常なのか?それとも異常なのか?』


など悩むこと・分からないことが山ほど出てきます。

最初のうちは星の数ほどある画像診断本から
自分のレベルにあった本を選ぶのは
なかなか大変な作業になります。

どんな本を選んでいいかわからないよ…という先生方向けに
放射線診断医1年目で役に立つ本をまとめてみましたので
ぜひ参考にして見てください。

お金かかると思われると思いますが新品で揃える必要はありません!
僕はよくAmazonの中古品を注文していますが十分使えるものが多いです。

医局とかにおいてある共用の本とかも実質中古本みたいなものですから・・・(^^;)
上手にコストカットしましょう!

【必須③】IVRに必要な知識をつけよう


IVRは施設により手技・主義が様々ですので
上級医から学ぶのが一番早いです。
一緒に手技に入りながら色々なことを覚えていくと良いと思います。

ただし血管系IVRに入るときの基本的な血管の解剖・塞栓物質などの知識は

自分でも勉強できますので

オススメの本を紹介しておきます。

IVRマニュアル

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様々な手技を幅広く簡潔にまとめた本になります。

それぞれの手技に入る前に一通り目を通しておくと

イメージがつかみやすくなると思います。

巻末に書いてある血管解剖のまとめも非常に便利です。

塞栓物質を使いこなすー適応と塞栓術の実際

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ゼラチンスポンジ、ビーズ、NBCA、コイルなど

IVRでは様々な塞栓物質を使用します。

それぞれの特徴や実際の使い方についてわかりやすく書かれています。

『どんな手技にどの塞栓物質を使うの?』という疑問を

解決してくれる本でとてもありがたいです。

腹部血管のX線解剖図譜

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『血管解剖で何かいい本ないですか?』と上級医に聞いたときに

常にオススメされてきた本です。すでに絶版になっています。

シェーマが沢山載っていてわかりやすく

血管の破格についてもどの破格が何%程度あるかまで書いてあります。

可能ならぜひ手元に置いておきたい一冊だと思います。

【必須④】CT/MRIの指示出しについて知ろう

意外と知らない先生も多いですが
CTやMRIをどのように撮影するかを決めるのも
放射線診断科の仕事のひとつです。

『そんなのやったことないよ…!』という先生も心配することはありません。

基本的には各病院でルーチンの撮影法が設定されていることがほとんどですので
まずは技師さんに聞いてみましょう。

また指示出しで困った時の対処法としては

  1. 上級医に質問する
  2. 画像診断本で疾患のキー画像を調べる→そのシークエンスを含める
  3. 過去に同じような依頼で撮影した症例を調べる→シークエンスを真似る
  4. ひとまずルーチンで撮ってみる

などがありますのでぜひ参考にしてみてください。

少し古いですが指示出しについて書かれた本をご紹介しておきます。

特にMRIの指示出しでは筆者の施設のシークエンスが載っていますが

なぜそのシークエンスを撮影するかが書いてあるので勉強になります!

CT・MRI実践の達人

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【必須⑤】専門医試験の受験に必要な条件を確認しよう

入局してすぐに是非ともやっておきたいことが
専門医試験の受験に必要な条件の確認です。

日本医学放射線学会のマイページにアクセスして確認しましょう。

以下の項目は必ず確認するようにしましょう。

  1. 基幹施設、連携施設で勤務が必要な年数
  2. 必要な学術活動(学会発表、論文発表)
  3. 学会で受講する必要がある講習の単位数(機構認定専門医共通講習、機構認定放射線領域講習)
  4. 経験する必要があるモダリティと件数
  5. 研修手帳の作成(現在はオンラインシステム)

少しでも分からないことがあれば

下のJRSのお問い合わせページから問い合わせましょう。

【オススメ①】日本医学放射線医学会の医師賠償責任保険

研修医の先生方の大半は日本医師会の医師賠償責任保険に加入していると思います。
しかし放射線診断医の勤務医が日本医師会に所属するメリットはあまり多くはなく
必ずしも医師会で医賠責に加入する必要はありません。

また日本医師会に加入するには基本的に地区医師会・県医師会への加入が必要ですので
その分の会費が余計なコストとしてかかります。

概算としては対人賠償1億円のプランで

  • 地域・県の医師会 年会費:約15000円
  • 日本医師会 年会費(自賠責含む):68000円(30歳以上) 39000円(30歳以下)

となり、年齢によりますが7万円~10万円程度になります。高いですよね。

管理人のオススメは日本医学放射線学会の提携する医賠責(損保ジャパン日本興亜保険)です。
専門医取得のためにいずれにせよ医学放射線学会に入会しなければなりませんから
会費が余計なコストになりません。

同じ対人賠償1億円のプラン(100型)では

  • 日本医学放射線学会 年会費:15000円
  • 日本医学放射線学会 医賠責100型:40660円 

となり、6万円弱です。医師会と比べて1-3万円程度節約になります。

上手く節約してそのお金で一冊でも本を買いましょう!

どらじ
どらじ

僕は日本医師会を退会して学会の医賠責100型にしてるよ!特に不自由なくやれています!

【オススメ②】お気に入りのガジェットを使ってみる

モニターで画像を見る放射線診断医にとって
知識や経験以外の仕事道具として
マウス・キーボードなどパソコン関連用品があります。

職場ではほとんどの先生が
職場から支給されたマウスやキーボードを
使用することになりますが
必ずしも読影に適したものとは限りません。

コードが邪魔になったらマウスをワイヤレスマウスにしてみたり
いつも使うキーボードに飽きたらメカニカルキーボードを使用してみたり

自分の気に入ったガジェットを見つけるのも
楽しみの一つになると思います。

機能性やデザインを重視するなら個人的にはLogicoolの製品がオススメです。

ワイヤレスマウスとキーボードのオススメをご紹介しますので

是非一度試してみて頂けると嬉しいです。

※なお薬事法やセキュリティの観点から好きなマウス・キーボードを使用したい際には

使用する前に所属機関の医療情報担当や上司と相談することをオススメします。

ワイヤレスマウスのオススメ

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Bitly

キーボードのオススメ

Bitly

Bitly

国産のキーボードの最高峰の『REALFORCEシリーズ』

Bitly

高いですが・・・(^^;)

なおREALFORCEを販売している東プレがある神奈川県相模原市では

ふるさと納税でREALFORCEが頼めるようです(寄付額 10-11万円)。

最新の『REALFORCE R3』シリーズも取り扱っています!

まとめ

今回は放射線診断医になったら是非やっておいて頂きたいことを
ロードマップ形式でまとめてみました!

4月からスムーズに仕事に入れるように
是非参考にしていただけたら嬉しいです!

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