【必見】放射線診断医1年目の先生にオススメする画像診断本まとめ/KEYBOOKなど【16選】

オススメ本レビュー

こんにちは!急性期病院で放射線診断医として働くどらじです。

この記事では

  • 来年から放射線診断医になる予定の研修医の先生方
  • 放射線診断科の後期研修医1年目の先生方

に向けて後期研修医1年目でぜひ揃えておきたい本を紹介します。

どらじ
どらじ

普段から実際に後輩にオススメしている本を紹介するよ!

放射線診断医1年目にオススメなのは『疾患ごとの画像所見がまとめてある本』と『画像所見から鑑別疾患にアプローチできる本』

特に画像診断を始めたばかりの頃は『これ何の疾患・・・?』

と困ることが本当に頻回にあります。

上司も忙しくてなんか聞きづらいな・・・という時は

自分で調べないといけないんですよね。

そんな後期研修1年目の先生にオススメするのはズバリこの2つ!

  • 疾患ごとの画像所見がまとめてある本『画像診断別冊 KEY BOOK』シリーズ
  • 画像所見から鑑別診断にアプローチできる本: 『画像診断増刊号 鑑別診断のポイント』シリーズ
どらじ
どらじ

オススメする理由と書籍を今から紹介していくよ!

疾患ごとの画像所見がまとめてある本:『KEY BOOK』シリーズ

画像を見た時に

『この画像所見ってあの病気じゃないっけ・・・?』

と直感で感じた時や

『依頼文に書いてある○○(疾患)ってどんな指示出せばいいの・・・?』

と指示出しに困ったときは

疾患毎にまとめてある 『画像診断別冊 KEY BOOK』シリーズ

その疾患を調べて画像所見を確認してみましょう!

 

このシリーズは 学研メディカル秀潤社が出版している非常に人気の高い本で

放射線科医で一冊も持ってないという人はまずいないと思います(笑)

 

※なお『知っておきたい乳房の画像診断』や『知っておきたい顎・歯・口腔の画像診断』等は

1年目じゃなくてもいいかな・・・?との個人的判断により外させていただきました。

どらじ
どらじ

それぞれの分野ごとに1冊ずつあるから一気に紹介していくよ!

胸部疾患 KEY BOOK:『困ったときの胸部の画像診断』

肺の腫瘍・感染症・間質性肺炎縦隔病変などを中心に多数の疾患が掲載されています。

どらじ
どらじ

それぞれの肺病変の特徴や、頻度の高い縦隔病変の特徴をつかもう!

心臓・血管疾患 KEY BOOK:『これだけは知っておきたいおきたい心臓・血管疾患の画像診断』

心臓のCT・MRI血管病変について疾患毎に掲載されています。

特にはじめのころは心臓の画像所見なんてさっぱり・・・という先生も多いと思いますので

どんな画像所見が大事なのかを確認してみましょう。

どらじ
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大動脈瘤や大動脈解離など比較的よく見る疾患も、基礎知識を再確認しよう。

消化管疾患 KEY BOOK:『わかる!役立つ!消化管の画像診断』

癌やGISTなどの消化管の腫瘍性病変感染症など消化管疾患を中心に掲載されています。

CTやMRIでは評価しにくい病変については内視鏡や消化管透視の画像の解説がついています。

どらじ
どらじ

腸管や腸間膜に何か腫瘤があるときに使うことが多い本です。

肝胆膵疾患 KEY BOOK:『肝胆膵の画像診断 ーCT・MRIを中心にー』

肝・胆・膵疾患を幅広く網羅している本です。このたび第4版が発売されました。

疾患の種類も多く、日常臨床で鑑別診断が頻繁に要求される領域なので

各疾患の典型的な画像所見はぜひ学んでおきましょう。

どらじ
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これはuncommonな疾患だな…と思った時に、似た画像を探すのにも便利です。

婦人科疾患 KEY BOOK:『婦人科MRIアトラス』

婦人科疾患の鑑別にはMRIの所見が非常に重要です。

この本には子宮・卵巣病変の典型像が数多く掲載されています。

どらじ
どらじ

卵巣腫瘍なんかは特徴的な画像所見が多いから、画像を見た瞬間に『これは○○かな?』と思えるようになろう。

小児疾患 KEY BOOK:『すぐわかる小児の画像診断』

人によってはあまり見ることの少ない小児疾患。

いざ読影するときに手元に何の本も無いと全く太刀打ちできません。

全身の各臓器ごとに疾患の画像所見がまとめられていますので

最初の1冊に是非オススメします。

どらじ
どらじ

小児特有の疾患の画像所見も頭に入れておこう。

泌尿器疾患 KEY BOOK:『知っておきたい泌尿器のCT・MRI』

腎、前立腺、尿管、膀胱など尿路系の病変が掲載されています。

各臓器の先天奇形腫瘍性病変を調べるときに役に立ちます。

どらじ
どらじ

腎腫瘍の鑑別に困ったら開くことの多い本です。

救急疾患 KEY BOOK:『すぐ役立つ救急のCT・MRI』

待機や当直の際にはとりあえず持っておくと安心です。

ただし主治医が突然聞きに来たりするなど

ゆっくり調べている時間が無い時もありますので

ある程度読み込んでおくことをおススメします。

どらじ
どらじ

内容的には初期研修医にもオススメの一冊です!

脳疾患 KEY BOOK:『よくわかる脳MRI』

腫瘍、変性疾患、感染症など画像所見が多岐にわたる領域です。

現時点でこれより画像所見がまとまっている本は他に見当たりませんので必須の一冊だと思います

改訂を重ねるごとに分厚くなっており辞書に近づきつつありますが日常臨床にも使いやすいです。

持っていない先生はぜひ購入をおススメします。

どらじ
どらじ

この本と脳画像解剖の本は初学者には必須だと思うよ!

頭頸部疾患 KEY BOOK:『頭頚部の画像診断』

頭頸部の画像診断は側頭骨眼窩、鼻腔・副鼻腔、唾液腺、頸部リンパ節など

小さい範囲に様々な疾患が凝縮しています。

それぞれの項目ごとに代表的な疾患の画像所見がまとめられていますので

頸部のCT・MRIを読影する時には是非参照したい本です。

どらじ
どらじ

頸部画像診断は初学者の鬼門です・・・

骨軟部疾患 KEY BOOK:『骨軟部疾患の画像診断』

脊椎股関節・肩関節・膝関節・足関節など各関節の代表的疾患と

骨軟部腫瘍について主にまとめてある本です。

この本1冊を持っていれば各疾患の概要や典型画像を

網羅することが可能になります。

画像解剖についても各項のはじめにさらっと触れてありますが

少し物足りないかもしれません。

別の画像解剖本も参考にしつつ読影しましょう。

画像所見から鑑別診断にアプローチできる本: 『鑑別診断のポイント』シリーズ

『特徴的な画像所見があるけどこれ何だろう・・・?』

『同じような所見を呈する疾患って他になにかあるかな・・・?』

と思った時には『画像診断増刊号 鑑別診断のポイント』シリーズで

画像所見から鑑別疾患にアプローチしてみましょう。

 

画像所見ごとに鑑別診断が一覧になっているのでとても使いやすく

このシリーズも非常に人気の高いシリーズです!

どらじ
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ちなみに欧米の画像診断学では鑑別診断が非常に重要視されているよ!

卵巣・子宮病変の鑑別診断:『婦人科疾患の鑑別診断のポイント』

  • 子宮体部・頸部、卵巣の腫瘤性病変
  • 膣・外陰部の病変
  • 胎盤病変などの妊娠に関連する疾患

などに画像所見から鑑別診断をあげることのできる本です。

『子宮・卵巣に何か異常所見がある・・・!』と思ったときは

この本を使って鑑別診断を考えてみましょう。

どらじ
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主治医から『骨盤に何かあるんですけど…』と言われてドキッとする先生は少なくないはず。。

当直・待機に!救急疾患の鑑別診断 :『救急疾患の鑑別診断のポイント』

救急診療の画像診断の鑑別診断が列挙されている本です。

各画像所見の代表的な疾患をチェックするのもよし

読み込んで他の鑑別疾患を上げられるようにトレーニングするもよし。

当直・待機で困らないように勉強しておきましょう。

どらじ
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救急科志望の初期研修医の先生方にもオススメ!

頭部疾患の鑑別診断:『頭部の鑑別診断のポイント』

頭部は似たような画像所見を呈する疾患が多く

鑑別診断に困ることが多い分野です。

『特徴的な所見があるけど何の疾患考えたらいいの…?』

というときに開くと非常に役に立つ本です。

どらじ
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KEY BOOK『よくわかる脳MRI』と相補的に使おう!

肝・胆・膵病変の鑑別診断:『肝胆膵の鑑別診断のポイント』

肝胆膵領域も頻繁に鑑別診断が求められる領域であり

画像所見からアプローチできるので効率よく鑑別が絞れます。

持っておいて絶対に損はない1冊です。

どらじ
どらじ

僕も日常臨床で何度もお世話になっている本です。。

骨病変・軟部腫瘍の鑑別診断:『骨・軟部腫瘍の鑑別診断のポイント』

骨軟部の腫瘍性病変は腫瘍の特徴に関する知識がないと

鑑別診断が非常に困難になる分野です。

この本で

  • 同じ所見を呈する腫瘍にどのようなものがあるか?
  • いかにしてそれらを鑑別するか?

を調べて診断に臨みましょう。

まとめ

放射線診断医1年目にオススメなのはズバリこの2つ!

  • 疾患ごとの画像所見が書いてある本:『画像診断別冊 KEY BOOK』シリーズ
  • 画像所見から鑑別疾患にアプローチできる本:『画像診断増刊号 鑑別診断のポイント』シリーズ

どちらも初学者の疑問を解決してくれるのに大変役に立つ本だと思いますし

日常臨床で非常に使いやすい本ですので

是非参考にしていただければと思います!

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